1. 概要
空気清浄機等のフィルターに捕捉されたウイルスを対象として、抗菌加工フィルター、または試験品に搭載された除菌機構(紫外線照射、イオン、オゾン、消毒剤等)が、どの程度のウイルス抑制性能を有しているかを評価します。
日本電機工業会の規格では、指定されたウイルスを用いて試験を実施することとされていますが、当センターでは目的や用途に応じて、試験微生物の変更(細菌・カビ)、さらに試験対象をアレルゲン※へ変更して試験を実施することが可能です。
※情報館ページ「各種アレルゲンおよび花粉評価試験について」をご確認ください。
2. 対象品目

・空気清浄機
・エアコン
・抗菌、抗ウイルス加工フィルター(電化製品用)
3. 規格・法律等
・日本電機工業会規格 JEM1467 附属書F「フィルターに捕捉したウイルスに対する抑制性能評価試験」
4. 試験・検査方法
予め2台の試験品(※)を設置した25 m3の試験チャンバー内にウイルスを噴霧し、除菌機構を停止した状態で試験品を運転します。このとき、ウイルスがフィルター上に捕捉されます。フィルターの一部を採取し、初期のウイルス数を測定します。試験品の運転を再開し、経時的にフィルターの一部を採取し、ウイルス数を測定します。抗菌加工フィルターと無加工フィルター(試験対照)の比較、あるいは除菌機構の稼働状態と停止状態の比較により、試験品のウイルス抑制性能を評価します。また、浮遊状態のウイルスをフィルターに捕捉させる方法のほか、切り出したフィルターにウイルス液を直接滴下する方法もあります。
※試験品に搭載するフィルターは以下とします。
除菌機構のない試験品: 1台目は抗菌加工品、2台目は無加工品
除菌機構のある試験品: 1台目、2台目ともに無加工品
詳細な試験方法については、下記の日本電機工業会のウェブサイトをご確認ください。

